专利摘要:
印刷装置はスライド依存の情報を、試料を収めたガラススライドなどのガラス表面へ転写する。スライド1枚は保管部から運搬され、熱転写プリントヘッドの下を通過する。熱転写プリントヘッドは、スライドがプリントヘッドを通過する間に、インクメディアからスライドへ画像を決定し転送する。プリントヘッドはピクセル状の加熱素子を用いて求められる画像へ適用する。インクメディアはスライドの動きと平行して移動し、印刷工程中、常にプリントヘッドとスライド間で新しいインク部を当てる。患者に対しての試料の取り違えの恐れを現象させるため、スライド上の情報は人的および機械的の両方で判読可能でなければならい。インクメディアはいかなる化学的処理やスライドの使用耐用期間で起こるいかなる取り扱いにも耐えるものである。
公开号:JP2011513104A
申请号:JP2010550800
申请日:2009-03-09
公开日:2011-04-28
发明作者:シュリンクマン,アレックス,ダブリュ;シュリンクマン,ジェイミー,ピー;ホーブリッチ,アントニオ,エル
申请人:シュリンクマン,アレックス,ダブリュSCHLINKMANN, Alex, W.;シュリンクマン,ジェイミー,ピーSCHLINKMANN, Jamie, P.;ホーブリッチ,アントニオ,エルHAUBRICH, Antonio, L.;
IPC主号:B41J2-32
专利说明:

[0001] [関連出願の相互参照]
本PTC申請はアメリカ合衆国での同時申請の効用性を請求する。2008年6月28作成の非暫定特許申請整理番号12/147,407は、2008年3月9日作成のアメリカ合衆国暫定特許申請整理番号61/035,016との同時申請の効用性を請求し、双方はこれより完全に参照されることにより組み込まれる。]
[0002] 本発明は、概して物体への情報付着、特に試料で使用された物体への医療情報の付着、とりわけスライド作成においてのスライドガラスなどのガラス表面へ医療情報を付着させる機器と方式に関連するものである。]
背景技術

[0003] 医療診断試験の分野において、試験結果が該当患者と正しく対応しているかが大変重要となる。さもなければ、最悪の事態として患者の死亡にいたり、サービス提供者は大変な損害請求と支払い裁定を受けるおそれがあるか、もしくは受けることとなる。]
[0004] このようなことは、レントゲンやMRIもしくは他の試験では問題にはならず、これらの場合はレントゲンを例にとると、試験の準備段階、終了後そしてそれ以降で試験機器により患者情報が恒久的にレントゲンフィルムに直接印刷される。通常、一度に患者一人だけ試験を受け、機器オペレータや技術者は試験室に立会うか、もしくはすぐ隣の部屋で患者を観察できるためミスの可能性は少ない。患者は一般的に前もって予約準備され、また通常、病院提供の身分証明ブレスレットを身に付けているため試験時に確認が容易である。さらに、患者はレントゲンフィルムなどで結果を見ることができる。これは明らかに不正確な評価を防ぐものではない。]
[0005] 日々、数百もしくは数千のスライドを作成する診察試験研究室では、患者情報と特定の試料スライドを整合させることがそれ以上の問題となっている。そのような環境では、背景雑音、会話、携帯電話の着信音など多くの妨げがあり、さらにミスはオペレータの能力レベルの制限、乱雑なワークステーションなどから起こることもある。]
[0006] したがって、試料がスライドに付着された時点での識別票が正確に人や機械で読み取れるようにすることが重要である。さらに、技術者のワークステーションの場所に設置可能であるような機械であることが望ましい。またさらに、最新医療診察研究室で行われる化学的または機械的処理に耐えうる、かつ歪むことなく患者情報をスライドへ書き込めることができる装置でなければならない。装置は、ワークステーション上で人間工学的に別の機器の妨げにならないよう、また技術者の環境へ聴覚的または視覚的な妨げになってはならない。]
先行技術

[0007] 米国特許公開公報US2006/0051241号]
発明が解決しようとする課題

[0008] 現在、本発明の効果の特徴をもつスライドへの印刷装置および方式はなく、主に手動または機械で、印刷されたラベルをスライドへ貼り付け、特殊インクでインクジェットプリンタからスライドへの印刷、レーザーでのスライドへの印刷、ダイアモンドでのスライドのスクライビングなどである。これらの機械は一般的に大型で重く複雑であり、また高価なものである。これらの技術を使う研究室は、スライドを印刷しその後整合する「バッチ・モード」を採用している。さらに不都合な点は、これらの機械、特にラベリングとインクジェットマシンの運用コストにある。現在ある機械は、ライカIPSインクジェット・スライド・プリンタ、テルモ・サイエンティフィック・シャンドン・レーザーMicroWriter、テルモ・サイエンティフィック・シャンドンMicrowriter、ゼネラルデータStainerShieldラベラープリンタ・アプリケータなどがある。]
[0009] スライドへ患者情報を印刷するシステム、装置、および処理方法はすでにある。例えば、あるシステムでは、回転ラックから供給される印刷されるスライドをワークステーションで検査できる環境を実現している。検査結果情報は、インクジェットプリンタでスライド上の印刷欄に印刷される。その時にスライドの初期情報の正確性を確認することはできない。他のシステムでは、複数のスライドを保持する装置を採用し、コンベアベルトへスライドが印刷工程を行う部分へ供給される。特殊な成分のインクを使用するため経費が増加する。また別の方式では、レーザーでスライド表面のコーティングを刻み込む方法か、または、焼き付ける方法でバーコードなどを印刷する方式が採用されている。この方式では、粉塵を発生させるとともに、レーザー光線による危険性を伴う。]
[0010] 従って、患者試料スライドへ正確に患者情報を一致させ印刷する経済的な方式を実現した印刷装置などの機能を最大限柔軟に診断研究室へ提供するよう要望が高まっている。]
課題を解決するための手段

[0011] 本発明はガラス製試料スライドへの医療情報の印刷装置および方式を実現するものである。]
[0012] さらに、医療試料が添付された医療スライドガラスなどのガラス表面へ情報を転写する方法が提供されている。人や入力装置により印刷する画像がラスタライズ化するプロセッサへ医療情報を入力し、その画像をプロセッサのメモリ内に保存する。スライド1枚がスライド保管部から取出され、スライドキャリアで指印され印刷の初期化を行い、スライドをプリントヘッドの下の印刷開始位置へ移動させる。制御されながら供給器から送り出されるインクテープメディアは、テープのコーティング部をプリントヘッドとスライド間にセットする。プリントヘッドとスライドは互いに押し出され、ピクセル状の加熱素子が直接熱転写処理によりテープのインクメディアが保存された画像をスライド表面に転写する。印刷装置はテープを送り出し、スライドの次行を指印し、転写処理を継続する。本処理はスライドへ転写したい情報が印刷されるまで続けられる。データの最後の行を印刷後、プリントヘッドとスライドは非接触位置へと戻されスライド運搬部は処理完了のスライドをキャリアとともに取出し口へ移動させ、自動的に取出し口へ排出される。この工程はオペレータにより予定数まで何度も行うことができる。スライド上の情報は人的および機械的に判読可能で、特に患者に対しての試料の取り違えの恐れを減少させる。スライドのインクメディアは、試料に対する処理が化学的または機械的にかかわらず、恒久的でなくてはならない。印刷装置は持ち運び可能で、試料をスライドへ加工する研究室の技術者に近接設置可能。]
[0013] 本発明の目的は、患者識別と患者の試料を性格に適合させるための方法を提供する。これは印刷情報が、試料がスライドに収められる時点で人的および機械的に判読可能であることにより保証される。]
[0014] 本発明の他の目的として、技術者のワークステーションにある他の機器と人間工学的なまたは聴覚視覚的な干渉することなく小型印刷装置を提供することにある。]
[0015] 本発明のさらなる目的として、特に現代臨床診断研究室の環境で特定のスライドが化学的または機械的処理に耐えうるスライド表面上の印刷情報を提供するものである。]
[0016] また、本発明のさらなる目的として、一日で数千ものスライドを処理可能な印刷装置と方式を提供するものである。]
[0017] そして、本説明のさらなる目的として、手動でスライドを一枚ずつ、重ねられたスライド、回転ラックに収められたスライドおよびコンベアシステムで供給されるスライドに対応できるよう十分に柔軟な設計を施された装置を提供するものである。]
[0018] また、一方で本発明の他の目的が、オンデマンドで特定の情報がスライドへ印刷される能力である。]
[0019] 本発明のこれらと他の目的、特徴および利点は別途図面と下記の奨励実施例の詳細説明で明らかにされている。]
図面の簡単な説明

[0020] 本発明の奨励実施例は、下文にて添付の図面と合わせて説明で次のように示されるが、指定のように要素を示す部分で本発明を制限するものではない。
図1Aは、本説明の印刷装置の奨励実施例の取出し口側の前面斜視図である。
図1Bは、本発明の図1Aで示されている印刷装置の取出し口側の後面斜視図である。
図2は、本発明の図1Aで示されている印刷装置の別角度からでより近接した前面斜視図である。
図3は、本発明図1Aで示される印刷装置のスライド保管部、その下のスライドシャトルと取出し口の部分的な前斜視面図である。
図4は、本発明図1Aで示される印刷装置の印刷部とその下のスライドシャトルの部分的な前面図である。
図5Aと5Bおよび5Cは、本発明図1Aで示される印刷装置のキャリアのスライドサポートでスライド取外し工程を示す前面図である。] 図2 図3 図4 図5
[0021] 複数の図面を通じて、符号はパーツを示している。]
実施例

[0022] 本発明は、ガラス表面、特に医療試料を収めた医療スライドガラス表面への情報の転写する印刷装置に向けたものである。]
[0023] 病理学研究室では、細胞サンプルはワックスカセットに埋め込まれ、そして3−5ミクロン厚にスライスされる。そして、これらのスライスされたものは顕微鏡スライドに収められる。この時点で、スライドは患者のカセット識別と相互関連されなければならず、さらに同じ試料のスライド群をひとつひとつ識別しなければならない。スライドの処理は化学染色やキシレンなどの強力な溶剤から成る「リンス」などを含む。スライドへの印刷は耐性と判読性が正確な患者の試験分析に重要となるため求められる。スライド上の情報には、例えばカセットの識別情報や、研究室情報システム(LIS)に関連する情報を含むことが可能である。最小限、通常スライド上の情報に含まれるものは、例としては患者氏名、付加的患者識別子、バーコード(タイプ/番号、不明符号など)、スライド番号、試料からのスライド総数などがあげられる。通常、1枚から8枚のスライドが各カセットから作成され、また、平均的には3枚であるが、オペレータにより作成または識別されるスライド数が決定される。]
[0024] 研究室の作業環境を考慮すると、本発明の印刷装置は小型かつミクロトーム上の小棚に設置可能でなければならない。装置の消耗品は最小限に抑えられなければならず、また、その使用期間において標準的な市販製品のみを必要とすることが望ましい。例えばスライドを1枚ずつ装填する方式などに要求される印刷装置の運用は、可能な限り簡単にかつオペレータの関与を最小限に抑えなければならない。]
[0025] このような印刷装置の仕様は、マーケティングや使用に際し重要となる。サイズに幅がある(最適サイズは25×75ミリ)大量のスライドに対応しなければならない。通常、スライドは1ミリの厚みがある。スライドの片面は、およそ3分の1インチが印刷部分としてつや消しまたは色付けされている。スライドの四隅は丸みを帯びているか角型となっている。印刷装置は1枚につき約4秒で処理をしなければならない。スライド上の印刷は少なくとも600dpiの解像度が望ましい。印刷はIDバーコード情報、2−Dバーコード情報、ノーマルテキストを含む。印刷の記載は+/−0.2ミリの範囲でなければならない。印刷装置は標準のAC壁コンセントで稼動しなければならない。印刷装置の取出し口は少なくとも10枚のスライドを保持し、またそこから簡単に取出せなければならない。装置は最大で幅8.5インチ、奥行き11.0インチ高さ、10インチでなければならない。印刷装置は、簡単に清掃できるカバーを付属し、また異なる運用場所およびオペレータの背丈に対応できよう方向調整できるインターフェースを持たなければならない。印刷装置はLISに接続するイーサネット(登録商標)ネットワーク経由で外部機器と接続可能である。オペレータがカセットをスキャンする際、LISはプリント情報を生成し、情報を印刷装置へ出力し、識別されたスライドへ印刷を行う。そのほかでは、イーサネット(登録商標)ネットワーク経由のインターフェースでLISへ接続でき、オペレータがカセットをスキャンする際、LISはコマンドとASCII情報を印刷装置へ通信し、印刷情報を生成させ適切に識別されたスライドへ出力する。さらに、印刷装置は2−Dバーコードスキャナーと相互作用することができる。オペレータがカセットをスキャンする際、装置は印刷情報を生成し、カセット情報とスライド番号を基にスライドへ出力する。]
[0026] 一般的に、人または入力装置により、ラスタライズ化された画像の印刷準備とプロセッサメモリへその画像を保存するなどの前述の方法でプロセッサへの医療情報の入力を行う。1枚のスライドがスライド保管部から取出され、キャリアに指印され印刷初期化を行い、印刷をプリントヘッドとスライドの間へ移動させる。によるピクセル状の加熱素子転写でインクメディアが直接スライドへ接触し保存された画像を熱処理により転写する。印刷装置はさらにテープを送り出し、そしてスライドを次の印刷行に指印し転写工程を続ける。本工程は求められる情報がスライドへ転写されるまで継続される。情報の最終行が印刷されると、プリントヘッドは非接触位置に移動し、またスライド運搬器によりキャリアとともに完了スライドをスライドが機械的に取出し部へ取出される部分へ移動させる。本工程はオペレータが決定する必要数まで何回も繰り返される。スライドの情報は、患者に対しての試料の取り違えの恐れを減少させるため、人的および機械的両方で判読可能でなければならない。スライド上のインクメディアは、試料に対してのいかなる化学的処理、およびいかなる機械的または取扱い条件にかかわらず、恒久的でなければならない。印刷装置は持ち運び可能で、スライドへ試料を収める研究室技術者の手の届く範囲に設置されることにより、取り違いの恐れを最小限に抑える。]
[0027] 図面を見ると、多数の図を通して符号により指定される構成部には、まず図1に注意が向けられる。本発明に基づいて作成されたスライド印刷装置の前面斜視図が示されている。本発明は、主にガラススライドへの印刷に関するものであるが、加えて修正検討は多様な形状を持つ多様な物に対応すると理解されなければならない。これらには、ごく一部例にあげるとプラスティックスライドまたはプラスティック試験管などが含まれる。]
[0028] 図1Aで最も良く示されているように、スライド印刷装置100にはスライド保管部102、スライド運搬部108、スライド取出し口104、印刷部106およびユーザインターフェース110が含まれている。さらに、これらの部分は、複数の支柱114を持つフレーム112に組み込まれている。さらに、着脱可能なカバー(図では示されていない)が必要に応じてカバーをする。]
[0029] 図2は前面斜視図により、図1Aの拡大図を示している、複数のスライド(図では示していない)が、4つのブラケット118(2ブラケットにつき3ロッド)で保持される6本の垂直のロッド116の間のスライド保管部102に装填される。スライドを密着保持するための下部の2つブラケット120はU字形をしており、お互い向き合い、そして長方形のくぼみ124がその間にある。スライド底部(図では示されていない)は、フレーム112上の小さいシェルフブラケット126(図では示されていない)に位置または乗せられ、スライドが保管部102からの落下することを防いでいる。後部垂直ロッド126は底部(図では示されていない)が取外され、スライドより若干薄いためスライド底部はスライドキャリア128(図3を参照)からの押出し動作により重ねられたスライドから取出される。] 図2 図3
[0030] 図3では、スライド取出し分104が、印刷装置100の左側に向かって下るテーパー状の傾斜130を含む。傾斜130の上部は、スライドキャリア128から落下するスライドを受けるためにスライド保管部102の下に位置している。この情報を印刷されたラススライドはスライドの上に配置され、傾斜130を下り、停止部134で止まる。次に続く各スライドは、印刷済みのスライドの上に重ねられる。そこではおよそ10枚のスライドを保持することができるが、変更を加えることにより、スライドの追加または他の装置によるさらなる処理のためにスライドをそこから取出すことが可能となる。] 図3
[0031] スライド運搬部108は図3と4で詳細に記されている。図3は、スライド保管部102の下にあるキャリア128を示し、図4は印刷部106の下にあるスライドキャリア128を示している。ここで見られるように、スライドキャリア128には、その間のスライド140をしっかりと保持するための左側スライドサポート受け金具136と右側スライドポート受け金具138(以下「左受け金具」および「右受け金具」とする)を含む。スライドサポート受け金具136および138は各々、サポート142と144に取り付けられている。これらのサポートはふたつのガイドシャフト148にスライド可能なように取り付けられ、ベルト190を通してステッパーモーター152により、その上で前後に移動する(図1Aおよび1B)。] 図3 図4
[0032] 最初にスライドをスライド保管部102から取出すために、左受け金具136がある。スライドシャトル154が右に動くため、左受け金具136はスライド140の前部157へ隣接する保護用のヘリを持ち、重ねられたスライドの下から押出す。図4で示すように、スライド140の後部は右受け金具へ落下すする。スライド140とスライドシャトル154はここで、次にスライド140の必要な部分がプリントヘッド162の下に行くまで右へ移動する。] 図4
[0033] スライド140へ患者情報を印刷後、下に詳しく説明するようにスライドシャトル154は右に移動時スライドを取出し口トレー192へ押出す。図4および5にあるように、スライド運搬部108は複数の構成部品から成る。スライド取出し工程は図5aから5cで詳細に説明されている。スライド140は、左受け金具から出ているヘリ156の反対にあるスライド前面157と右受け金具から出ているヘリ158にあるスライド後部159で支えられている。駆動ガイド146は機械後部にある駆動システムとかみ合い、左側受け金具サポート142と右側受け金具サポートがバネ(図には示されていない)を介して駆動ガイド146へ保持されている。駆動ガイド146が右へ動き、左受け金具136がプリントヘッド162部分を通過すると、右側サポート受け金具142は停止部(図には示されていない)にかみ合うことで左受け金具を停止させる。右受け金具138は右側受け金具サポート144とともに、動き続けながら左右の受け金具の間に隙間を作る。隙間はスライド140が取出し口トレー192へ落下するのに十分な大きさである。この運搬はオートメータアーム194で補助され、反時計周りに回転しながら左受け金具スロット137と左受け金具136の上部を通過する。左受け金具スロット137は左受け金具136の上部に沿って横方向に位置するクリアランススロットである。左スライド取出し196の回転運動は軸上リンク198からもたらされ、駆動ガイド146によって作動する。駆動ガイド146がストローク運動の終わりに差しかかると、固定された右スライド取出し197は右受け金具138の右受け金具スロット139を通過し、力をかけることでスライドが取出し口トレー192へと運ばれることを確かにし、スライド140の後部159へ達することで、スライド140は取出し口トレー192へ落下する。右受け金具スロット139は右受け金具138上部に沿って横方向に位置するクリアランススロットである。運動は、スライド運搬部108の構成部品により反対となり、左へと移動し、スライド保管部102(図3)をレジスタし他のスライドを取上げて印刷工程を繰り返す。左方向への運動中、右受け金具ガイド144は取出されたスライド140にかみ合いまたし取出し口トレー134の取出し口へと運ばれる。] 図3 図4 図5
[0034] 図1Aと2を特に参照すると、印刷部105は、プリントヘッド162、取上げリール158、インクテープロール170、テンションロール172、送り出しロール174サポートロール176などのプリントヘッド組み立て部166を含む。プリントヘッド166は図1Bにあるように、裏側に取り付けられたモーター178に接続されている。印刷中、モーター178はプリントヘッド162をテープ180との接触位置まで移動し、テープをスライド140(図4)に接触するように押出す。印刷中は、スライドキャリア128は、テープ180との接触を保ったまま左へ印刷行ごとに徐々に移動する。本動作は印刷ロール170からテープを引き出し、テープ180の印刷されていない部分を、プリントヘッド162の下の次の印刷行の間に割り込ませる。印刷情報がスライド140へ印刷されるまでこの徐々に動く動作は継続される。その後、プリントヘッド166はスライド140から離れるので、スライドキャリア108は印刷完了のスライドを取出し口へ移動させることができる。テープがスライドと接触する面はコーティングされている。スライド表面はワックス、ワックス樹脂、または他の適切な成分で、熱で加工ができ、スライドへ印刷できるものである。プリントヘッド162はピクセル状の加熱素子の列が組み込まれたセラミック素材(図には示されていない)で、素子はプロセッサ(図には示されていない)により制御される。プロセッサに保存された画像に基づき、ピクセル状の加熱素子は適切に必要な温度まで過熱され、テープ表面のインク成分を溶解させる。] 図4
[0035] ユーザインターフェース部110は、無数の異なる設定で構成される。図1Aおよび1Bで示される実施例にあるように、コントロールパネルと画面182は印刷装置110の操作を開始および制御する。すでに述べたように、印刷情報はプロセッサへ入力され、情報を適切に加熱ピクセルへと伝える形式へと変換する。ピクセル列をすでに述べたが、加熱ピクセル素子を複数列などといった他の設定も可能である。]
[0036] スライド印刷装置100は要望によりスライド140へ特定の情報を印刷することができる。情報は、各スライドまたはスライド群へ手動でまたは、データベースからのダウンロード、バーコードスキャナーなどからの入力が可能である。ほかには、ミクロトームから直接情報を得ることもできる。オンデマンドで印刷できることで、印刷された情報がスライドに収められた物質にそれぞれ望まれた情報と適合することを保証することになる。]
[0037] 詳細の多くの修正、変化、変更が、本発明で説明された実施例に施されることがあるため、すべての前述の説明と示されている付随する図面は実例であり制限するものではない。したがって、発明の範囲は、添付の請求および法的に同等なものにより決定されなければならない。]
权利要求:

請求項1
物体の表面への情報転写の方式は以下で構成される:入力装置への情報入力、入力装置による情報を保存画像としての印刷メモリへの画像として転送保存;印刷装置による物体保管部への1つまたはそれ以上のガラス物体の位置調整;保管場所から1つのガラス物体を取出し、印刷装置のガラス物体キャリアへの移動;キャリアのガラス物体を指印し、印刷の初期化;物体へ情報を転写する印刷のプリントヘッドの下の初期位置への物体の運搬;プリントヘッドとガラス物体間へ供給器から送り出されるインクメディアテープの位置調整;プリントヘッドとガラス物体を移動させ、テープにキャリア内のガラス物体と接触させる;必要に応じ、少なくともプリントヘッドの1つのピクセル素子が泡課締め決定された方法で熱処理により保存画像からの列を印刷するために加熱し、インクメディアを保存画像で決定された通りに物体へ転写;テープの送り出しと次の行の印刷のための物体の指印、そして物体へ求められる情報を転写するためのテープの位置調整から工程の繰り返し;情報の最終行を印刷後、プリントヘッドと物体を非接触位置へ離す;ガラス物体を取出し、そこで物体は機械的に取出され取出し口へ運搬;前述の方式をオペレータが決定するだけ何度も繰り返す。
請求項2
請求項1にあるガラス物体表面への情報の転写、前記の情報は特許に関連する。
請求項3
請求項1にあるガラス物体表面への情報の転写、前記のガラス物体上の情報は人的または機械的に判読可能である。
請求項4
請求項1で述べられたガラス物体表面への情報の転写、前記のガラス物体は表面タイプから選択され、表面タイプは平坦および曲線状の表面から成る。
請求項5
請求項4にあるガラス物体表面への情報の転写、前記の情報は平坦な表面に印刷され、スライド上には医療試料が乗せられる。
請求項6
請求項1にあるガラス物体表面への情報の転写、前記のインクメディアはワックス成分、ワックス樹脂成分または樹脂成分で、熱転写処理で表面に転写できる成分であり、ガラス物体が取出し口へ出される前に恒久的になる。
請求項7
請求項1にあるガラス物体表面への情報の転写、その情報は少なくとも次のうちからどれかひとつを介して提供される;a)手動入力;b)データベースからのダウンロード;c)バーコードスキャナーからのスキャン、そしてd)ミクロトームから得られる情報。
請求項8
請求項1にあるガラス物体表面への情報の転写、前記のガラス物体は下記の素材から成る:a)透明ガラスのようなプラスティック素材;b)くもりガラスのようなプラスティック素材;c)色付きガラスのようなプラスティック素材;d)透明ガラス;e)くもりガラス;f)色付きガラス
請求項9
請求項1にあるガラス物体表面への情報の転写、前記の情報は画像で保存され、プリントヘッドで列や行として印刷される。プリントヘッドのピクセル状の加熱素子が印刷に使用される。
請求項10
請求項1にあるガラス物体表面への情報の転写、前記の印刷装置はオペレータが手持ちで持ち運べるものである。
請求項11
ガラスのような物体に情報を印刷する印刷装置、印刷装置は以下で構成される:入力/インターフェースで情報を印刷装置へ転送;入力/インターフェースからの情報受取の処理方法および情報を印刷画像、メモリで処理された保存されている画像、への転送;入力/インターフェースの制御方法と処理方法;物体の保管部、保管部は印刷装置の不可欠構成要素;保管部から物体のひとつを制御しながら取出すキャリアを持つシャトルおよび、物体を印刷用に指印、シャトルは指印された初期印刷位置へ物体を移動;印刷部、印刷部の構成は:テープ供給器、テープ供給器は処理方法で送り出される、テープ供給器から供給されるテープは印刷のためガラスの様な物体にごく接近した最初の印刷位置にある;プリントヘッド、プリントヘッドは熱処理で印刷する複数の加熱ピクセル素子を有し、保存画像により決定されたものをインクメディアで物体へ転写し、情報を最初の位置で印刷後、プリントヘッドとテープは次の印刷位置へと送り出され、これは、ガラスの様な物体に保存画像が印刷されるまで繰り返され、保存画像を印刷後、プリントヘッドとガラスの様な物体は非接触位置まで離され、そしてキャリアはガラスの様な物体をそこから移動させる;そして取出し口、印刷された物体は、取出し口へ移動され、他のガラスの様な物体が保管部からキャリアへ取出された後、必要であれば必要なだけこの工程は繰り返される。
請求項12
請求項11にある印刷装置は、ガラスの様な物体に情報を印刷する印刷装置、前記の情報は患者へ関連付けられる。
請求項13
請求項11にある印刷装置は、ガラスの様な物体に情報を印刷する印刷装置、前記のガラスの様な物体上の情報は人的もしくは機械的に判読可能となる。
請求項14
請求項11にある印刷装置は、ガラスの様な物体に情報を印刷する印刷装置、前記のガラスの様な物体は表面タイプから選択され、表面タイプは平坦および曲線状の表面から成る。
請求項15
請求項14にある印刷装置は、ガラスの様な物体に情報を印刷する印刷装置、前記の平坦な表面に印刷される情報は医療試料を収めるスライドの上に印刷される。
請求項16
請求項11にある印刷装置は、ガラスの様な物体に情報を印刷する印刷装置、前記のインクメディアはワックス成分、ワックス樹脂成分または樹脂成分で、熱転写処理で表面に転写できる成分であり、ガラスの様な物体が取出し口へ出される前に恒久的になる。
請求項17
請求項13にある印刷装置は、ガラスの様な物体に情報を印刷する印刷装置、前記の情報は患者に関連付けられる。
請求項18
請求項11にある印刷装置は、ガラスの様な物体に情報を印刷する印刷装置、前記の物体は次のひとつから成る:a)透明ガラスのようなプラスティック素材;b)くもりガラスのようなプラスティック素材;c)色付きガラスのようなプラスティック素材;d)透明ガラス;e)くもりガラス;f)色付きガラス
請求項19
請求項11にある印刷装置は、ガラスの様な物体に情報を印刷する印刷装置、前記の情報は画像で保存され、プリントヘッドで列や行として印刷される。プリントヘッドのピクセル状の加熱素子が印刷に使用される。
請求項20
請求項11にある印刷装置は、ガラスの様な物体に情報を印刷する印刷装置、前記の印刷装置はオペレータが手持ちで持ち運べるものである。
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同族专利:
公开号 | 公开日
AU2009223599A1|2009-09-17|
US20090223390A1|2009-09-10|
WO2009114471A1|2009-09-17|
EP2262644A1|2010-12-22|
CA2718024A1|2009-09-17|
US8013884B2|2011-09-06|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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